編集長評価
★★★★★(4.9)
恋をしてから結婚するのではなく、結婚してから恋がはじまる。そんな順番があってもいい。長く夫婦を見てきた年代になると、恋の勢いより、暮らしの中で育つ信頼のほうが気になる。
あらすじ:6年ぶりの再会から始まる、身分差の新婚生活
大正10年の東京。女中として働く24歳のふきと、帝国第一高校に進学するため帰京した橘家の子息・18歳の勇吾は、6年ぶりに再会する。婚約が破談になっていたふきは、「嫁探し」を命じられていた勇吾からの求婚を受け、身分も年齢も違う二人の新婚生活が始まる。
最初は他人同士だったはずの二人が、少しずつ本当の夫婦になっていく過程を、温かく丁寧に描く純愛物語。結婚してから始まる「両片思い」のじれったさが、この作品ならではの魅力だ。
読んだ人の感想
コミックシーモアなどの公開レビューでは、大正時代の空気感や、じれったくも甘い夫婦関係を評価する声が見られる。とくに、前向きなふきと、年下ながら誠実に彼女を大切にする勇吾の組み合わせに惹かれたという感想が目立つ。
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作品情報:『大正學生愛妻家』4巻まで刊行/粥川すず/モーニング・ツー(講談社)※公式情報確認時点
