ゆあ

いつまでも若く

私に任せて!

俺の名前は大村翔35歳だ。公務員として働いていたが、現在は休職をしている。上司の不正を報告したことで、パワハラを受け、精神的に追い詰められた。人混みや人の目が怖くなり、外出するのも億劫になっていたからだ。精神科に通うようになってすでに二ヶ月...
いつまでも若く

座敷の奥で…

店の暖簾を片付けようとしたとき、入り口の戸が開いた。「すみません、もう終わりですか?」静かな声だった。顔を上げると、外からこちらを覗き込む女性がいた。夜の街灯に照らされて、わずかに疲れた顔が浮かんでいた。ラストオーダーはとっくに過ぎていたが...
いつまでも若く

下宿先の娘

バスを降りると、冷たい風が頬を撫でた。懐かしい。この町に来るのは、大学を卒業して以来だからもう15年ぶりだ。見慣れたはずの景色が、どこか違って見えるのは、時間が経ったせいなのか、それとも俺の心境が変わったせいなのか。足を向けるのは、かつて大...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

高校生か!朝起きたら出てた…

私の名前は太田泰文、61歳です。定年から一年が経ちました。長年勤めた会社を退職し、最初の半年はゆっくりとした時間を過ごしていました。定年前は疲労困憊の日々でした。朝早く家を出て、夜遅くに帰る。休日も仕事のことを考え、常に気を張り詰めた状態で...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

また妻としたい!

私の名前は長岡 彬です。定年まであと少しとなりました。60歳を過ぎたことで、責任ある立場からは離れています。長年勤めた会社のため気苦労も少なく、仕事は流れ作業のように淡々とこなしています。特に大きな不満があるわけではありませんが、心が躍るよ...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

可愛らしい妻の妹

私の名前は大城 保、60歳です。定年まであと5年。体はきつくなってきましたが、まだまだ働かなくてはなりません。家では妻が家事をしてくれ、私は仕事に集中するだけの生活。体がしんどいので、家に帰っても会話は減り、ただ、ご飯食べて寝るだけの生活に...
いつまでも若く

秘密の時間

遠山拓郎は三十八歳の会社員で、暇さえあれば釣りに出かける人間だった。仕事が終われば釣具の手入れをし、休みの日には海へ向かう。釣りはただの趣味ではなく、彼にとっては一種の逃避のようなものだった。家では妻の麻美が待っている。結婚してもう十年が過...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

妻には言えない話

定年退職をして、すでに半年が経ちました。仕事を辞めたら、ゆっくり老後を楽しめると思っていたのに、実際は暇で暇で仕方がありませんでした。朝は早く目が覚めるけれど、特にすることもない。テレビをつけても面白くないし、本を読もうとしても長続きしない...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

唯一褒められるところは体

私の名前は太田美佐江、58歳です。夫が定年を迎え、家にいる時間が長くなりました。私は今も夕方から小料理屋でパートをしています。夫は昔気質な人で、家事は一切しません。私が仕事に行く前に食事を用意し、帰る頃にはすでに酒を飲んで寝てしまっています...
いつまでも若く

大人のパーティ

「このパーティに参加してみないか?」夫の言葉に、私の心は一瞬で凍りついた。目の前の夫が、まるで別人のように見えた。彼がこんな突拍子もないことを口にするなんて、信じられなかった。「……何を言ってるの?」私は驚きを隠せずに問い返した。夫は真面目...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

動画を見ていたらパソコンから警告音が…

私の名前は小笠原 正、61歳になりました。長年勤めた会社を定年退職し、穏やかな日々を送っています。自由な時間が増え、朝は好きなだけ寝られ、時間に追われることもなくなりました。最初のうちは、この生活がとても快適に思えました。しかし、次第にする...
いつまでも若く

田舎の叔母

湯気が満ちる温泉旅館の帳場。行き交う宿泊客の声、忙しなく動く仲居の足音、炊事場から漂う出汁の香り。この慌ただしさが、俺にとっては心地よかった。 年末年始、盆、ゴールデンウィーク。旅館が一番忙しくなる時期には、俺は必ず帰省し、手伝いをすること...
いつまでも若く

隣の声に触発された妻

結婚して十年が過ぎた頃から、なんとなくそういう雰囲気がなくなっていた。きっかけは思い出せない。ただ、気づけば俺と奈央の間には、そういう時間がほとんどなくなっていた。夫婦仲が悪いわけじゃない。奈央は相変わらず俺に優しいし、家のこともちゃんとし...
いつまでも若く

酔ったふりをして…

旅館の宴会場は、酒と笑い声で満ちていた。酔いが回り始めた社員たちは、上司だろうが後輩だろうがお構いなしに酒を注ぎ合い、誰もがいい具合に出来上がっている。 河合太一は、そんな喧騒の中で少しだけ居心地の悪さを感じていた。営業成績上位者が招待され...
いつまでも若く

親友の頼み

「頼む……お前に託したいんだ」病室の薄暗い光の中、清水さんの声はかすれていた。酸素マスク越しの言葉は、途切れがちで、それでもはっきりと耳に残った。清水さんとは、俺が高校を卒業して上京し、今の和食チェーンに入社した時からの付き合いだ。店長とし...
いつまでも若く

お酒で豹変する彼女

取引先の社長に誘われて、高級料亭の個室に通されたのは、仕事帰りの夜だった。営業の仕事をしていると、こういう接待の場には何度も足を運ぶことになる。だが、この夜ばかりはいつもと様子が違った。社長は上機嫌で酒をあおりながら、開口一番、俺にこう言っ...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

一緒にお風呂に入ることに

私の名前は神田毅、62歳です。この歳になっても、まだ現役で働いています。長年勤めた会社で、それなりに責任のある立場を任されているので、定年後ものんびりとはいかず、毎日忙しく過ごしていました。妻の美智子とは結婚して三十六年。二人の子供も巣立ち...
いつまでも若く

義母~妻がいない夜

「しばらく、お世話になりますね」麻美さんは微笑んだ。49歳とは思えないほど若々しく、肌に張りがあり、整った顔立ちは上品な色気をまとっていた。美香と結婚する前から、「義母にしては綺麗すぎる」と思っていたが、義母は義母であり、特別な感情を抱くこ...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

家が揺れている!

私の名前は大川拓郎、61歳です。会社勤めを終えた今は、のんびりと畑仕事をしながら静かな日々を送っています。妻の弥生とは結婚して35年。二人の息子も独立し、夫婦二人きりの生活にはすっかり慣れていました。そんな平穏な日々を一変させたのは、あの震...
いつまでも若く

看護婦

俺は結婚を諦めた男だ。もう42にもなると、周りの奴らはほとんど家庭を持ってる。昼休みになると、同僚がスマホで子供の写真を見せ合い、「うちの息子がさ~」とか「最近、娘が生意気でさ」とか、そんな会話が当たり前になっていた。俺は適当に相槌を打ちな...