ゆあ

シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

帰省中の娘夫婦のせいで家が軋むんです!

十五年ぶりに、私は妻と肌を重ねました。もう、そんなことはないだろうと、半ばあきらめてはいました。それが突然、妻からのお誘いがあったのです。何の前触れもなく、いや、思えばありました。きっかけは、娘夫婦が帰省してきた晩のことでした。娘の愛が結婚...
その他

なかなか機会が無くて

「こんな日が来るなんて、夢にも思わなかったの…ずっとこうなりたかったけど…」自分でも驚くほど、私のかすれた声が、暗がりの中に溶けた。彼の指先が、そっと私の頬に触れる。熱を持った掌が、震える肩を優しく包み込む。まるで壊れ物を扱うような、丁寧な...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

急に妻が優しくなったのです

あの夜、私は十五年ぶりに、妻と肌を重ねました。まさか、こんな日がまた訪れるとは全く思ってませんでした。長く連れ添っていると、そういうことは自然と遠ざかっていくもので、私自身、いつしかそれが当たり前になっていました。けれどその夜、布団の中で祥...
いつまでも若く

田舎の叔母~今だけだよ

土手に吹く風が、湿った夏の匂いを運んできた。俺は、あの夜を思い出すたび、胸の奥がじんわりと熱を帯びる。叔母の、あの柔らかな肌。吐息。指先。すべてが、俺だけのものになった夜。「だめよ……こんなこと……」 震える声でそう言いながらも、叔母は俺を...
いつまでも若く

離れていた幼馴染

浅い眠りからふと意識が浮上すると、隣には美菜代の穏やかな寝顔があった。細く開いたカーテンの隙間から差し込む朝の光が、彼女の長いまつ毛に柔らかな影を落としている。規則正しい寝息は、まるで寄せては返す静かな波のように、部屋の静寂に溶け込んでいた...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

診察台の上で…

あの夜、私は初めて、自分の身体がこんなにもやわらかく、やさしく扱われるものなのだと知りました。ベッドの上で重なり合うようにして、彼女は私に触れました。手のひらは驚くほどあたたかく、そして何よりも、どこまでも丁寧でした。それが逆に私の心をほど...
いつまでも若く

寂しそうな親友の妻に俺は…

私の名前は高橋宏、42歳です。私は親友を二度も裏切ってしいました。独身のまま40代を迎え、ただ仕事に打ち込む日々を過ごしていました。唯一の心の支えは、大学時代からの親友・村井浩二でした。浩二とは何でも語り合える、数少ない無二の存在でした。互...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

本当にそのまま夫を連れて帰る何て…

あの夜、私は夫に抱かれながら、私はもう一度女に戻っていく自分を感じていました。汗ばんだ額に夫の手が触れ、思い出すように重ねられた口づけは、どこまでもやさしく、けれど確かに熱を帯びていました。「恵子……」名前を呼ばれた瞬間、私は胸の奥がきゅっ...
いつまでも若く

こんなに気持ちいなら、もっと早くに…

「ユキコ、あんたもう40よ? 」 受話器の向こうで叫ぶ母の声に、私は思わずスマホを耳から30センチほど離した。「分かってるって、お母さん。でも、相手がいないんだから仕方ないでしょ!」私は小林ユキコ、40歳、独身。職業、中小企業の経理。特技、...
いつまでも若く

寝取られ~なのに興奮してしまっている俺

暗い寝室の隙間から、俺はその光景をただ見つめていた。艶やかな黒髪を揺らしながら、ベッドの上で乱れる妻。彼女の手を取ったのは、俺ではない。「何もかも忘れさせて…」妻の言ったその言葉に俺はその場で動けなくなった。どうしてこうなったんだ?湧いた気...
いつまでも若く

先輩の異常性愛

俺、佐々木健太、38歳、独身。中堅の食品メーカー「満腹フーズ」で営業として働き、早15年。大きな失敗もなければ、目覚ましい成功もない。まさに「中堅」という言葉がピッタリな、可もなく不可もないサラリーマン人生。まあ、どこにでもいるタイプの男だ...
いつまでも若く

お届け物の度に

「でも、今日だけは...」二人の唇が触れ合った。最初は優しく、そして次第に情熱的に。抑えきれない感情が二人を支配していた。窓から差し込む午後の陽光の中、私たちは互いを激しく何度も何度も求め合った。‥‥「お届け物です」チャイムを鳴らし、いつも...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

こんなところでダメだのに

夫の指が私の体にふれたとき、私は思わず声が出そうになるのを押し殺しました。こんな歳になって、しかも、こんな場所でするなんて─。車の中ですよ。しかも高速道路に併設された道の駅の駐車場です。真夜中とはいえ、外には何台もの車が並び、エンジン音や足...
いつまでも若く

禁断介護

俺は、あの夜を一生忘れることはないだろう。妻の母である陽子さんの、熱を帯びた指先が、俺の頬に触れた瞬間を。誰にも許されない、誰にも知られてはならない関係。それでも、あのときの俺たちは、もう引き返せなかった。罪悪感も、恐れも、すべてを押し流す...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

戸惑ったけど体は喜んでました

彼の手が、そっと私の胸に触れたとき、私は思わず息が止まりました。もう長いこと、触られていなかった場所。なのに、まるで昨日まで恋人だったかのように、私の身体は覚えていました。浴衣の合わせ目から夫の手が滑り込んできて、私は自分でも驚くほど、ブル...
いつまでも若く

元カノが不幸になっていたら…

「ごめんね」彼女は一言だけそう言い、涙を浮かべた。その涙が意味する理由が俺には分かる。けれど、俺には彼女を引き止めることはできない。何も言えずにただ俯いていると、彼女の唇が優しく俺の唇を包んだ。「えっ」それ以外の言葉がでなかった。それよりも...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

声が出てしまいました

彼の手が、そっと私の体に触れたとき、私は思わず息をのみました。この歳になって、誰かに触れられることを意識するなんて思ってもいませんでした。けれど、彼の手はあたたかくて、久しぶりに男性の匂いがして、私は抵抗することもなく彼に身をゆだねていまし...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

こんな歳で女の喜びを知るなんて

あの夜、私は初めて、自分の身体がまだ誰かを求めることができるのだと知りました。六十歳を過ぎて、こんなふうに人に触れられて、ときめいて、震えるような時間が訪れるなんて、想像すらしていませんでした。彼の手は、とても優しくて、熱を帯びていて、触れ...
いつまでも若く

初体験のもうすぐアラフォーの彼女

あの夜のことを、俺は一生忘れないだろう。 「丈夫さん……」 涼子が、ためらいがちに俺の名を呼んだ。あれほど静かな声で自分の名を呼ばれたのは、六十一年の人生で初めてだった。グラスの氷が溶ける音が、やけに大きく響いていた。俺たちの間に流れる空気...
いつまでも若く

社内不倫

まさか、あの人と唇を重ねる日が来るなんて、夢にも思いませんでした。しかも、場所は会社の給湯室という場所。会社という場所で呼吸が触れ合い、想いがそっと重なるなど想像してもいませんでした。場所のせいなのか、ふたりの立場のせいなのか背徳感でいっぱ...