2025-01

いつまでも若く

初夜

俺が地元に帰るのは高校を卒業して以来6年振りだ。親も祖父母と同居することになり地元を離れている。そんな俺が地元に帰るきっかけになったのは同窓会だった。行ってみようと思ったのは、正直、幼馴染の真理恵に会えるかもしれないって期待があったからだっ...
いつまでも若く

温泉旅行

最近、本社に戻ってきたばかりの俺、大川慎吾は、少し落ち着かない日々を過ごしている。本社の張り詰めた空気にまだ馴染みきれていない。それに加えて、雑用のような仕事が多く、正直なところ少し不満もあった。そんなある日、編集長に突然呼び出された。「大...
いつまでも若く

妻の浮気相手の奥さんが事務所にやってきて

僕は仲居浩一、38歳。弁護士事務所で事務職をしている。弁護士じゃないけど、受付や相談者の対応をすることも多い。仕事柄、浮気や離婚の相談を受けることも珍しくないが、まさか自分の身にこんな形で降りかかるとは思わなかった。結婚して7年になる妻の明...
感動

異常性愛~思い悩む姉弟..

あの日、姉ちゃんが家を出て行った時の光景は、今でもはっきりと思い出せる。ダンボール箱を抱えた姉ちゃんは、振り返りもせずに「ごめんね。元気でね。」と、作り笑いの姉ちゃん。その笑顔の裏に、何かを押し隠しているのは、子供の頃からずっと見てきた俺に...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

娘のあの声

私の名前は伊藤久美、58歳です。先月定年を迎えた夫の秀和と、静かに二人暮らしをしています。最近では、夫が家にいる時間が増えたせいか、小さなことで喧嘩になることもしばしばです。そんな私たちの生活に、少しだけ賑やかな風が吹き込む日がやってきまし...
いつまでも若く

初対面で「うちにおいでしょ」と声を掛け

雨が降り始めた夕方、僕はバスに揺られながら本を読んでいた。久々に手にした小説の新刊で、物語に夢中になっていると、周囲の景色がぼんやりと霞んでいくような気がした。この時間だけが、日々の忙しさから解放される僕のささやかな楽しみだった。ふと顔を上...
いつまでも若く

一緒に住むことになった姪。正常ではいられない

東京に来て、もう3カ月が経つ。地元とはすべてが違う。高層ビルが立ち並び、行き交う人々は皆、急ぎ足だ。駅のホームでは誰もがスマホを見つめ、まるで他人に無関心のように見える。その冷たさが、都会に慣れない俺の心にじわじわと染みてきていた。俺は前川...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

この歳でまだ生理があるんです

私の名前は田中百合。61歳になりました。夫の達男は63歳、結婚して40年近くなります。早いものですね。子供たちもそれぞれ家庭を持ち、今は夫婦二人の静かな日々を過ごしています。達男は定年後、近所のホームセンターでアルバイトを始めました。私が言...
いつまでも若く

禁断介護~やむにやまれず義妹を

僕の名前は里崎智也、もうすぐ38歳。妻は看護師で、交代制の仕事をしている。夜勤も定期的にあり、家を空けることが少なくない。結婚して8年、妻とは何でも話せる関係だと思っていたけれど、最近、家の雰囲気が少しずつ変わるきっかけができた。その理由は...
いつまでも若く

仲良し3人組夫を交換

私の名前は藤田真里菜、38歳。地方公務員として働いている。夫の稔も同じ職場の公務員だ。同じ職場にいるといっても、夫婦の間が近いわけではない。むしろ、結婚して10年の間に、私たちの距離はどんどん遠くなっていった。原因は、子供ができなかったこと...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

妻が段々と幼児化するんです

私の名前は中村航平、58歳です。普通の中小企業に勤め、定年まであと少しというところまでやってきました。20年以上前に再婚し、妻の秀美と二人で暮らしています。私たちは苦労の末、子どもを授かりました。何度も妊活に挫けそうになりながら、やっと生ま...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

この歳で花嫁支度

私の名前は菅野真理子、61歳です。夫とは2年前に突然のお別れをしました。真面目で責任感が強い人で、仕事に全てを注ぎ込むような人でした。あの日も、いつものように出勤したあと、次に会ったのは冷たくなった夫でした。突然倒れ込むように会社で倒れたよ...
いつまでも若く

家賃滞納し管理人に部屋に来るように言われ…

僕の名前は坂井智明。今年で38歳になる。昔から生真面目だがかなりの口下手だ。特に女性と話すのは苦手で、言葉を選びすぎて相手を困らせてしまうことも多い。そんな僕が、父から譲り受けたマンションの大家兼管理人をしている。父が亡くなったのは、つい先...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

骨折し妻にお世話になります。

私の名前は永田武治、63歳です。定年を迎えたものの、再就職して営業の仕事を続けています。定年後も働けることには感謝していますが、営業の仕事は体力を使う上に気も遣うので、帰宅するとどうしても疲れがどっと押し寄せてきます。そんな日々の中で、家で...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

まさかラブホテルに

大晦日の夜、私は大きな溜息をつきました。今年もまた、夫の実家での年越し。結婚してから30年以上、これが我が家の恒例行事となっています。もちろん、感謝の気持ちがないわけではありませんが、年々、負担ばかりが重くのしかかってくるように感じていまし...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

ヤクザが家族風呂に乱入

私は橋本徹、61歳です。妻の奈美恵は63歳です。結婚してもうすぐ40年、二人三脚で歩んできました。彼女とはお見合いで出会いましたが、その時からどこか輝いていて、「この人しかいない」と感じたことを、今でも鮮明に覚えています。もちろん初めての彼...
いつまでも若く

今日は初夜~まだ2回しか会った事の無いこの人と

披露宴が終わり、ようやく一人になれると思ったのも束の間、案内されたホテルのスイートルームに足を踏み入れた瞬間、私は再び心が重くなった。目の前には、今日から私の夫となった和也さん。まだほとんど知らないこの人と、これから初夜を過ごすのだと思うと...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

この歳で痴漢に…

私の名前は香田久美、58歳です。夫の秀和は63歳、先月定年を迎えました。それまで毎朝スーツに袖を通して出勤していた夫が、今では家でのんびり過ごしています。リビングで新聞を広げたり、好きなテレビ番組を見たり、たまには庭の草むしりをしたり――そ...
いつまでも若く

向かいの部屋の美女~覗いてるわけではないが

夜の風が、肩にかかる彼女の髪を揺らしていた。白いワンピースが月明かりを受けて淡く光って見える。その横顔を隣で見ていると、不思議と胸が落ち着かない。なんというか、じんわりと熱くなる。心がそうささやいているみたいだった。「……どうしました?」由...
いつまでも若く

枕営業~実際に自分から営業を…

テレビ局のプロデューサーという仕事に携わり、かれこれ20年以上が経つ。若い頃はただがむしゃらに働き、業界の華やかさに酔っていた時期もあった。しかし今では、華やかさの裏に潜む欲望や駆け引きに嫌気が差し、どこか冷めた目で物事を見ている自分がいる...