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禁断介護~やむにやまれず義妹を

いつまでも若く禁断背徳
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僕の名前は里崎智也、もうすぐ38歳。妻は看護師で、交代制の仕事をしている。夜勤も定期的にあり、家を空けることが少なくない。結婚して8年、妻とは何でも話せる関係だと思っていたけれど、最近、家の雰囲気が少しずつ変わるきっかけができた。その理由は、妻の妹である真衣が一緒に住むようになったからだ。真衣は32歳。穏やかでおとなしい性格の持ち主で、どこか儚げな雰囲気がある。ただ、半年前から原因不明の病気で下半身が動かなくなり、一人で生活するのが難しくなっていた。もともと同棲していた彼氏は、病気を理由に真衣を見捨てて別れてしまった。妻と真衣の父はすでに亡くなり、母も施設で生活しているため我が家で引き取ることになった。正直に言えば、僕は少し戸惑っていた。一緒に暮らすとはいえ、彼女は義妹。どこか距離感がわからず、どう接すればいいのか迷う部分があった。それに、彼女はかなり美しい女性だという事実も僕を落ち着かない気持ちにさせた。
最初の頃は、主に妻が真衣の世話をしていた。食事の準備や着替え、トイレ、入浴介助まで、すべて妻かヘルパーさんを利用していた。僕が「手伝うよ」と言っても、「大丈夫だよ」と僕に迷惑をかけられないと笑顔でかわされた。ただ、妻が夜勤に出ているときは、僕が真衣の面倒を見ることになる。それでも初めてのことばかりで戸惑うことも多かったけれど、彼女は「すみません」「ありがとうございます」と控えめにお礼を言うだけで、それ以上は何も言わなかった。その控えめな態度がかえって僕の心を揺らした。
彼女の顔立ちは本当に美しい。儚げな仕草や細い手首を見ると、ふと目を奪われることがあった。もちろん、それは一瞬のことで、すぐに「彼女は妻の妹だ」と自分に言い聞かせていた。
そんなある夜、事件が起きた。自室で仕事の資料を整理していると、真衣の部屋からドンと物音がした。慌てて駆けつけると、真衣が車椅子ごと倒れて床に横たわっていた。
「真衣ちゃん、大丈夫か!?」僕は慌てて声をかけた。
「だ、大丈夫です……」真衣は頭を押さえながら、苦しそうな表情を浮かべていた。しかし、ふと視線を落とすと、彼女の顔が真っ赤に染まっていった。次の瞬間、僕は気づいてしまった。彼女が失禁していることに。
「見ないでください!」彼女は涙を浮かべながら、震える声で僕を拒んだ。しかし、そのまま放っておくわけにはいかなかった。
「大丈夫だよ、すぐに片付けるから」と僕はできるだけ穏やかな声で言いながら、優しく彼女を抱き上げた。彼女の体は驚くほど軽く、そのやせ細った足が胸に刺さるようだった。
風呂場に連れて行き、濡れた服を脱がせようとした。真衣は顔を真っ赤にしながら、「……恥ずかしいです……」と何度も抵抗を繰り返していたが、「やましい気持ちは一切ない!」そう宣言し、お風呂に入らせることを承諾させた。
「放っておけないから」と、僕は冷静を装いながら、なるべく手早く服を脱がせた。彼女の肌に触れるたび、僕の胸がざわつくのを必死で抑え込む。洗い場に彼女を座らせ、体を洗わせる。その後湯船に浸からせると、彼女は小さな声で「もう見ないでください……」と呟いた。僕は視線をそらし、トイレの掃除と車椅子の片付けを急いだ。作業を終えて戻ると、真衣は湯船の中で目を伏せたまま、小さな声で「ごめんなさい……」と繰り返していた。
「疲れたでしょ。もう上がろうか」と声をかけると、彼女は小さくうなずいた。僕はタオルで体を拭き、できるだけ自然に着替えを手伝った。彼女は終始、顔を赤らめ、僕と目を合わせようとしなかった。
「疲れたよね。寝室に運ぶね」と言うと、彼女はぽつりと「……ありがとう、智也さん」と呟いた。その声は震えていて、どこか切なさを含んでいた。

 翌朝、キッチンから香ばしい匂いが漂ってきた。起きてみると、真衣が慣れない手つきで朝食を準備していた。
「昨日は本当にありがとうございました。でも……お姉ちゃんには言わないでくださいね」彼女は恥ずかしそうにそう言った。その一言が、僕の胸に深く響いた。
それから、僕と真衣の間に流れる空気が少しずつ変わり始めた。彼女を見るたびに心がざわつくのを感じ、僕の中で何かが膨らんでいくのを止められなかった。それからというもの、僕と真衣の距離は徐々に縮まっていった。夜勤で妻がいない時間が増えるたびに、真衣と二人きりで過ごす時間が多くなった。最初はぎこちなかったが、彼女の控えめな態度や、ふとしたときに見せる笑顔に、僕の心は揺さぶられ続けた。
そんなある夜、真衣がぽつりと「少しお酒を飲みたい」と言い出した。
「お酒? 飲めるの?」僕は驚いて尋ねた。「少しだけなら……」彼女は恥ずかしそうに俯きながら言った。妻がいない夜だったこともあり、僕は彼女のリクエストに応えることにした。テーブルに缶ビールを置き、真衣が少しずつ飲むのを見守る。真衣はほろ酔いになると、顔を赤らめながら僕に視線を向けてきた。
「智也さん……この前、私のこと……その……」真衣の声が途切れた。そして、一瞬間を置いてから続けた。「あのとき、私の裸を見て……何も思わなかったんですか?」思わぬ言葉に、僕は動揺した。「え?」と聞き返すと、彼女はさらに顔を赤くし、視線をテーブルに落とした。
「……私みたいな体じゃ、やっぱり気持ち悪かったですよね……」
彼女の声には、寂しさと恥ずかしさ、そしてほんの少しの苛立ちが混じっていた。僕は慌てて言葉を探した。「そんなことあるはずないよ! 真衣ちゃんは綺麗だし、可愛いし……その……ドキドキしたよ」正直すぎる言葉を口にしてしまい、僕自身も顔が熱くなるのを感じた。真衣は驚いたように目を見開き、それからふっと笑みを浮かべた。「智也さん……」彼女は照れくさそうにそう言ったが、その目はいつも以上に輝いて見えた。
そのまま時間が流れる中で、真衣が突然、僕の服の袖を軽く引っ張った。
「智也さん……少しこっちに来て」僕が椅子を動かして彼女に近づくと、彼女は静かに顔を上げ、まっすぐに僕を見つめてきた。そして、次の瞬間、彼女の唇が僕の唇に触れた。
一瞬、時間が止まったようだった。彼女の柔らかな唇の感触に、僕の心は大きく揺れた。真衣は顔を赤らめながら、そっと僕から離れた。
「この前のお礼です」小さな声でそう言った彼女の顔には、照れくさそうな笑みが浮かんでいた。けれど、その笑みの奥には、僕に向けた確かな感情が見え隠れしていた。 
その後、僕と真衣は急速に心の距離を縮めていった。お互いが何を求めているのか、言葉にしなくても感じられるようになった。ある晩、真衣が再びぽつりとつぶやいた。「今日も、お風呂、お願いしてもいいですか?」
「えっ?」と驚く僕に、彼女は少し恥ずかしそうに目を伏せた。僕は迷ったが、彼女の真剣な目に逆らえず、静かに頷いた。「うん、わかったよ」湯船に浸かった真衣の背中を流しながら、僕の心は穏やかではなかった。彼女の肌は驚くほど滑らかで、その細い首筋や肩のラインが美しかった。
「智也さん……」彼女の声が震えていた。
「どうしたの?」僕が尋ねると、彼女はかすかに笑みを浮かべた。
「なんでもないです。ただ……ありがとうございます」その言葉に、僕は返事をすることができなかった。胸の中に湧き上がる感情を抑え込むことができず、ただ彼女の背中を見つめていた。
翌朝、妻が夜勤から帰宅した。妻はいつも通り明るく、真衣の世話に手を伸ばしながら、僕に微笑みかけた。その笑顔を見ながら、僕は心の奥底で押し込めた感情をそっと隠すしかなかった。真衣はそんな僕を一瞬見つめ、それから静かに目を逸らした。僕たちの間には、言葉にできない秘密が横たわっていた。僕の心は複雑だった。義妹として接するべき彼女への思いが膨らむたびに、罪悪感と葛藤が押し寄せる。けれど、その感情を否定することはもうできなかった。僕と真衣の日々は、静かに、けれど確実に変わり続けている。妻が知らないその変化は、僕自身にも説明できない感情で満たされていた。

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