いつまでも若く 誰にも言えないお昼の時間 午後の残像、そして夜明け気だるい午後の光が、ブラインドの隙間から細く、部屋に差し込んでいる。シーツは私の体温と、名前も知らない男の熱で湿っていた。目を閉じると、男の荒い息遣いと、安物のコロンの匂いが混じり合った空気が、現実感を曖昧にする。「... 2025.05.06 いつまでも若く禁断背徳裏切り
いつまでも若く 溜めていた思い 俺は兄貴の嫁に惹かれている…そんな感情を抱くなんて、俺は最低なのかもしれない。兄が亡くなって、もう二年が経つ。別れる準備などなく信じられないほどあっけなく、突然だった。俺にとって尊敬すべき兄は、この世からいなくなった。残された兄嫁の彩乃さん... 2025.04.28 いつまでも若く禁断純愛背徳
いつまでも若く 汗ばんでいた体 一年前、俺の人生は突然終わったようなものだった。朝、何気なく見送った妻が、そのまま帰ってこなかったのだ。何の前触れもなく倒れ、病院に運ばれたと聞いたときも、俺はどこか他人事のようにしか受け止められなかった。まさか、あの明るい笑顔が、あの声が... 2025.04.26 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 妻の親友と 俺の名前は高城拓海。どこにでもいる、ごく普通の会社員だ。結婚して六年目。妻の歩花とは大学時代の同級生で、交際期間も含めると、もう十年以上一緒にいることになる。明るく、社交的で、どこにいても自然と人が集まるような女性だった。俺とは正反対の性格... 2025.04.25 いつまでも若く禁断純愛背徳
いつまでも若く 妻の代わり 「もう、帰ってこないから」そう言い残し、妻は家を出て行った。隣にいたのは、俺の知らない男。いや、正確には知っていた。妻のスマホに何度も通知を送ってきていた相手。問い詰めることすらできなかった。俺が声をかけた瞬間、妻はただ冷めた目で俺を見つめ... 2025.04.25 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 妻の母 俺には妻がいる。結婚して数年が経ち、普通の生活を送っていた。どこにでもあるような、平凡な日常。しかし、ある日を境に、俺の人生は大きく変わることになる。義母、妻の母親である彼女は、いつも家に遊びに来るたびに笑顔で迎えてくれる。穏やかで優しく、... 2025.04.17 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 義理の母 「お義母さん、俺、ずっと――」それ以上の言葉は、喉の奥でつかえて出なかった。彼女は静かに微笑みながら、テーブルの上に置かれたカップに視線を落とした。時計の針は22時を回っている。リビングの明かりは薄暗く、暖色のランプが優しく部屋を照らしてい... 2025.04.10 いつまでも若く年の差禁断背徳
いつまでも若く 禁断介護 朝起きて、食器を洗って、洗濯物を干して、買い物に行って、夕飯を作って、夫の帰りを待つ。そういう毎日がもう何年も続いていた。慣れてしまえばそれが当たり前になって、特別不満があるわけでもなかったけれど、どこか心のどこかが渇いていた。笑顔で「おか... 2025.04.09 いつまでも若く年の差禁断背徳
いつまでも若く 娘の夫 あの日までは、きっと、平凡な日々のなかに安心を感じていたのだと思います。私は四十二歳。娘が二十代前半で早めに結婚してくれたおかげで、子育てという肩の荷も、ひとまずは下ろしたような気分でいました。「親の務めは果たした」とまでは言えないにしても... 2025.04.08 いつまでも若く年の差禁断背徳
いつまでも若く 一緒に住めれば良いのに 「もう、誰も失いたくない」そう強く思ったのは、あの朝、彼のぬくもりを感じた瞬間だった。久しぶりの休日、今日は朝から天気がよかった。とはいっても、主婦に完全な「休み」なんてあるわけじゃない。朝ごはんの片づけをして、洗濯物を干して、掃除機をかけ... 2025.04.03 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く バレないように 三年前の秋、夫と一緒に訪れた会社のキャンプで、私は人生の境界線を越えてしまいました——。夫の同期・亮太さん。その笑顔に触れたとき、私の中の何かが壊れたのです。夫の上司がキャンプ好きと言うことで、毎年のように部下たちは嫌々参加させられていまし... 2025.04.03 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 秘密の時間 遠山拓郎は三十八歳の会社員で、暇さえあれば釣りに出かける人間だった。仕事が終われば釣具の手入れをし、休みの日には海へ向かう。釣りはただの趣味ではなく、彼にとっては一種の逃避のようなものだった。家では妻の麻美が待っている。結婚してもう十年が過... 2025.03.26 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 大人のパーティ 「このパーティに参加してみないか?」夫の言葉に、私の心は一瞬で凍りついた。目の前の夫が、まるで別人のように見えた。彼がこんな突拍子もないことを口にするなんて、信じられなかった。「……何を言ってるの?」私は驚きを隠せずに問い返した。夫は真面目... 2025.03.26 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 田舎の叔母 湯気が満ちる温泉旅館の帳場。行き交う宿泊客の声、忙しなく動く仲居の足音、炊事場から漂う出汁の香り。この慌ただしさが、俺にとっては心地よかった。 年末年始、盆、ゴールデンウィーク。旅館が一番忙しくなる時期には、俺は必ず帰省し、手伝いをすること... 2025.03.26 いつまでも若く年の差禁断純愛背徳
いつまでも若く 親友の頼み 「頼む……お前に託したいんだ」病室の薄暗い光の中、清水さんの声はかすれていた。酸素マスク越しの言葉は、途切れがちで、それでもはっきりと耳に残った。清水さんとは、俺が高校を卒業して上京し、今の和食チェーンに入社した時からの付き合いだ。店長とし... 2025.03.21 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 義母~妻がいない夜 「しばらく、お世話になりますね」麻美さんは微笑んだ。49歳とは思えないほど若々しく、肌に張りがあり、整った顔立ちは上品な色気をまとっていた。美香と結婚する前から、「義母にしては綺麗すぎる」と思っていたが、義母は義母であり、特別な感情を抱くこ... 2025.03.21 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 大人になったね 週末の夜、会社帰りにふと立ち寄ったバーのカウンターで、俺は一人グラスを傾けていた。ビルの窓には雨のしずくが流れ落ちている。天気予報では晴れだったはずなのに、夜になって突然降り出した。俺は傘を持っていない。帰るタイミングを逃し、ダラダラと酒を... 2025.03.18 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 私は全て義父に奪われた 村瀬春香は助手席で静かに膝の上のハンドバッグを見つめていた。「もうすぐ着くよ」運転席の夫が穏やかな声で言う。今日は義父の伸一が60歳で定年を迎えるため、その祝いに帰省している。年に何度も訪れている場所だが、春香はこの家に近づくにつれて胸がざ... 2025.03.15 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 大雪で、社内で二人きり 娘の佐千恵が、出産の為に私たちの家に戻ってきたのは、真冬の寒さが一段と厳しくなったある日のことだった。夫の康太君は仕事の都合でなかなか来られず、佐千恵は少し寂しそうだったが、私たち家族はできる限りのサポートをしていた。だが、佐千恵は突然早産... 2025.03.08 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 妻公認の仲 玄関のドアが勢いよく開く音がした。俺はリビングのソファから顔を上げ、そこに立つ人物を見て息をのんだ。佐奈が、二人いる。「…ただいま」二人が声を揃えて言う。その声の高さも、言葉の間の取り方も、息の使い方すら同じだった。俺は目を瞬かせるしかなか... 2025.02.27 いつまでも若く禁断純愛背徳