ゆあ

いつまでも若く

初恋のお姉さん

僕が経営する小さなデザイン会社に、彼女は面接にやって来た。面接室のドアが開いた瞬間、僕は時間が巻き戻るような感覚に襲われていた。40歳と履歴書にあったその女性が、僕の幼い頃の初恋の「お姉さん」に似ていたからだ。彼女の名前は田中恵子さん。40...
いつまでも若く

続・女将さん

前編はこちら→静寂に包まれた雪深い夜、旅館の一室で二人の吐息が溶け合うように響いていた。「康弘さん……大丈夫ですか?」晴香の声は、緊張と微かな期待を孕んでいた。その声に導かれるように、岡田康弘はそっと彼女の肩に手を置いた。彼女の肌は浴衣越し...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

ラブホテルもコスプレも初体験

私の名前は藤原竜彦、今年で61歳になります。妻の良子とは結婚してもうすぐ40年になります。子供たちはすでに独立し、今では夫婦二人だけの穏やかな時間が流れています。けれど、最近どうも心に引っかかることがありました。それは、「男としての衰え」を...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

まだまだハッスルしたい

私の名前は中川和夫、61歳です。この春、ようやく定年を迎えました。35年間勤めた会社を辞め、肩の荷が下りたような気持ちでした。結婚して35年、一人息子もようやく先日家を出ていき、ようやく夫婦二人の生活が戻ってきました。「これからはゆっくり二...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

義父~初めて会った時から…

私の名前は田中かおり、42歳です。私は夫と結婚してすぐ、義父である保さんと同居を始めました。建前は、家族として助け合うため。けれど、その裏に私だけの秘密があるのです。それは――保さんのことを愛しているということ。一人の男性として、どうしよう...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

マンションの管理人~甘い時間

定年後、家でじっとしているのが嫌で、何か仕事が無いかと探していたのですが、知人からの紹介で高級マンションの管理人の仕事を始めることになりました。最初は「住人のために頑張ろう」なんて思っていましたが、ほとんど何も仕事が無いのです。高級マンショ...
いつまでも若く

隣人~彼女の部屋から悲鳴が…

彼女が僕の胸に飛び込んできたのは、雷が激しくなる雨の夜だった。激しい雷鳴が窓を震わせる中、麻衣さんは突然現れた。息を切らし、目には涙を浮かべていた。「ごめんなさい…怖くて…」言葉を最後まで言い切る前に、彼女は僕の胸に顔を埋めた。その瞬間、僕...
いつまでも若く

叔母が泊まりくると母から連絡があり

夜中、ふと目が覚めると、布団の中に違和感を覚えた。寝ぼけた頭で薄目を開けると、瑠衣さんが俺の布団に潜り込んでいた。ほんのりと甘い香りが鼻をくすぐり、心臓が一気に跳ね上がる。「亮くん、起きてる?」耳元で囁かれる声に、完全に目が覚めた。俺は寝た...
いつまでも若く

喪失

言葉に出来ない赤色の太陽が沈み、崑崙(コンロン)の風が僕の肌を刺す。荒涼とした大地の先には、白銀の峰が不気味なほど静かにそびえ立っていた。息を吸うたびに肺が苦しく、心臓は暴れるように鼓動を刻む。それでも、僕はシャッターを切る手を止められない...
いつまでも若く

混浴風呂~慰安旅行で裸の付き合い

ペタペタと歩く足音が聞こえてきたとき、俺はすでに湯舟に浸かり、夜空を見上げていた。静かな夜の空気が心地よく、仕事の疲れが少しずつ抜けていくのを感じていた。しかし、その足音に気が付いて後ろを振り向くと、そこには信じられない光景が広がっていた。...
いつまでも若く

忘れられない彼の温もり

再び亮介さんの腕の中に戻るなんて、あの頃の私は思いもしなかった。私の名前は浅田麻衣。26歳で、親の決めた結婚によって結城太一さんという人と夫婦になった。けれど、心の中には亮介さんしかいない。これだけは、結城さんにも誰にも知られてはいけない私...
いつまでも若く

添い寝~酔いつぶれた後輩を介抱したら~

「え~?先輩、私を連れ込んだんですかぁ?エッチですねぇ」酔っ払ったままトロンとした目で俺を見上げる後輩の伊藤真紀。その無邪気な一言に、俺は頭を抱えていた。「ちょっ!違うって!ほら、送ってやるから早く起きてくれ!」心の中では全力で否定している...
いつまでも若く

団地妻の救出

「おい、やめろ!」思わず声を張り上げた瞬間、俺の心臓は早鐘のように鳴っていた。目の前には血だらけの顔で震える京子さん、そして大柄な男が荒々しく彼女を押しのけようとしていた。俺は足がすくみそうになるのを振り払うように一気に駆け出し、その男の背...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

隣のご主人がずっと覗いてくるんです。

私の名前は森田小夜子、61歳の主婦です。夫の健一さんとは結婚して40年近く、一緒に歩んできました。子どもたちも巣立ち、今は夫婦二人で静かな暮らしを楽しんでいます。この町は田舎ですので、昔から近所付き合いが盛んで、人とのつながりが温かい場所で...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

つい魔がさしてしまいました

私の名前は渡辺勇次、66歳の清掃員です。朝4時に起きて現場へ向かい、床を磨き、ゴミを集める仕事をしています。以前は普通の会社員をしていましたが、今はこうして地道な仕事で生計を立てています。理由は単純です。私には戻るべき家庭も、頼れる家族もい...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

学生時代大好きだった彼女を我が家に招待することに。

私の名前は松本敏郎。65歳です。会社を退職してから早数年、平穏な老後を過ごしています。妻の美智子とは結婚して40年が経ちましたが、今ではすっかり落ち着いた関係になり、会話も必要最低限しか交わさなくなりました。それが寂しいわけではありません。...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

もう男としてはダメみたいだ。

結婚して25年。息子たちが家を出ていったことで、ようやく訪れたふたりだけで過ごす日々。けれど、そんな静寂が私にはどこか落ち着かない気分でした。意を決して、車の中で切り出しました。「なあ、久しぶりにホテルに入っても良いか?」ハンドルを握る手が...
いつまでも若く

娘の先生との一夜

「もう限界!」その叫び声は、まるで空気を裂くようだった。4歳の娘、奈々の手を引きながら、僕は玄関のドアが閉まる音をただ呆然と聞いていた。妻の茜が、肩から小さな鞄を提げて、後ろも振り返らず家を出て行ったのは、それから数秒後のことだった。何が「...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

言うつもりはなかった秘密

私は塩田祐一、65歳です。妻と結婚してもうすぐ35年になります。他人から見れば、順調な人生に見えていたかもしれません。大手銀行に勤めることができ、家族を養い、周りの期待に応え続けていたとは思います。しかし、心の奥底に埋もれた私だけがかかえる...
シニアの話

息子の嫁なのに意識してしまうのです

俺の名前は東堂弘樹60代です。定年してから暇を持て余すようになったのですが正直今は困った状況になっています、その理由というのが息子の嫁です。困ったと言っても息子の嫁に問題があるわけではありません。若干気の強いところがありますが、消極的な息子...