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まさか、妹に夫を寝取られて

いつまでも若くスワッピング系裏切り

私の名前は美里、48歳。長年、専業主婦として夫に尽くしてきた。かつては愛し合っていると思っていたし、夫も私を大切にしてくれたはずだった。しかし今の私の生活はただの「召使い」そのものだった。

朝、夫のために用意した朝食が冷めていくのを見つめながら、私は自分の人生が虚しいと感じていた。夫は起きると無言で食卓につき、新聞を広げながら淡々と食べ始める。「ありがとう」の一言もなく、食べ終わった皿はそのままに立ち去る。私はその後片付けをし、洗濯を干し、掃除をし、昼食を準備する。そうして一日が、まるで機械のように過ぎていく。

夫は夜、疲れた顔で帰ってくるが、その表情には安堵も感謝もない。ただ私に次々と指図をするだけだ。食事が冷めていないか、テレビのリモコンが手元にあるか、ビールの缶が冷えているか。「お前が当たり前にやるべきことだろ」という無言の圧力を全身で感じながら、私は従うしかなかった。

反論しようとすれば、「これだからお前は…」とため息をつき、冷たい目で見られる。昔はこんな人ではなかった。優しかったし、頼りにされることが嬉しかった。そんな日々は遠い記憶の中に消えてしまった。私は、この生活が当たり前なのだと自分に言い聞かせていたが、胸の奥に少しずつ、重い灰色の不安が積もっていくのを感じていた。

そんな私のことを気にかけてくれていたのが、妹の香織だった。彼女はいつも「お姉ちゃん、もっと自分を大切にしなきゃ」と言ってくれていた。香織は夫とは違って、優しくて面倒見の良い人だ。何度も「こんな生活を続けていて幸せなの?」と問いかけてきた。最初は、彼女の言葉を真に受けることができなかった。だけど、彼女が言う通り、このままの生活を続けていても、幸せにはなれないのかもしれない。その考えが、心にかすかな違和感を残し始めていた。

ある日、香織が家に遊びに来た時、彼女は少し真剣な顔で私にこう言った。

「お姉ちゃん、いい加減、考えた方が良いよ。今までどれだけ我慢してきたか、私には分かるよ。でも、このままじゃお姉ちゃんの人生が無駄になるだけじゃない?だから、私から提案があるの」

「提案って?」私は戸惑いながらも問い返した。すると香織は、不敵な笑みを浮かべながら口を開いた。

「夫婦交換をしてみない?お姉ちゃんが直接お義兄さんに何かを言うのは難しいだろうから、私が彼に言ってやるわ。その間、お姉ちゃんは私の夫と一緒に過ごしてみて」

私は耳を疑った。夫婦交換?そんなこと、聞いたこともない。思わず「そんなの、できるわけがないじゃない!」と拒絶したが、香織の目は真剣だった。少し気圧されるようにしていると、彼女はさらに言葉を続けた。

「お姉ちゃんが直接言い出す必要はないわ。私がすべて手配するから。ただ、ちょっとの間でも、お姉ちゃんがどんなふうに扱われるべきかを感じてほしいの。今の生活を変えるために、どうしてもやってみたいの」

その言葉に、私は動揺しつつも、どこか心の奥で「別の世界」を垣間見たいという願望が芽生えているのを感じた。夫が私をどう思っているのか、私の存在がどれだけ軽んじられているのか。それを知るためには、この大胆な提案を受け入れるしかないのかもしれない…。

翌日、夫が帰宅した時、私の心は不安でいっぱいだった。香織はすでに夫に話をつけていたらしい。私がキッチンで夕食の支度をしていると、夫が「おい、ちょっと話がある」と言って私を呼んだ。何事かと思いながら向かうと、夫は少し照れたような顔をしていた。

「香織ちゃんがさ、夫婦交換を提案してきたんだけど…まぁ、悪くない話だと思ってな」

その一言に、私は背筋が凍るような思いがした。夫にとって私は、そんなにどうでもいい存在なのか。その考えが、私の中で長年封じ込めていた感情をじわりと引き出してきた。だけど、私はただ黙って頷くことしかできなかった。

こうして、私と香織の夫・直人との「夫婦交換」が始まることになった。初めての夜、私は緊張していたが、直人は優しく私に話しかけてくれた。彼は、これまでの私の生活について何も聞かず、ただ「今日はゆっくり過ごそう」と言って、温かい紅茶を入れてくれた。そのさりげない優しさが、私にはとても新鮮で、心の奥に温かさが染みわたるようだった。

直人と一緒に過ごす中で、私の心は次第にほぐれていった。彼は、私が言葉に詰まった時も無理に話を引き出そうとはせず、ただ「大丈夫だよ」と優しく微笑んでくれる。食事も、私が用意しようとすると「今日は僕が作るよ」と言ってキッチンに立った。夫との生活では、考えられないような光景だった。その優しさに思わず涙がこぼれてしまい、「ごめんなさい、こんなことされるのが久しぶりで…」と呟いた。彼は驚いた表情を見せたが、すぐに柔らかく笑って、「もっとたくさん甘えていいんだよ」と言ってくれた。その言葉に、長い間凍りついていた心が少しずつ解けていくのを感じた。

しかし、直人と過ごすうちに、彼の瞳の奥に何か秘めたものがあるような気がしてならなかった。そしてある晩、私は勇気を振り絞って尋ねてみた。

「あなた、何か隠していることがあるんじゃない?」

直人はしばらく沈黙していたが、やがて静かに口を開いた。「実は…この夫婦交換の話、香織が仕組んだことなんだ。理由を知ったら、美里さんはきっと驚くと思うけど…聞いてほしい」

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がざわめいた。どういうことなのか、まったく想像がつかなかった。直人は、少し躊躇いながら話を続けた。

「香織とお義兄さん…実は、数年前から浮気をしているんだよ。僕もそのことを知ってしまって…香織は美里さんに離婚させて、お義兄さんと一緒になりたいと考えてる…」

頭が真っ白になり、心臓が鋭く痛んだ。香織が…私をずっと支えてくれていたはずの妹が、私を裏切っていたなんて。目の前の光景がぼやけ、私はその場で崩れ落ちた。直人はそっと私を支え、「ごめんね、こんなこと言わなきゃいけないのが辛いけど…でも、君には本当のことを知ってほしかったんだ」と、私の背中を優しく撫でてくれた。

その夜、私は香織に会いに行った。何も知らなかった頃の自分を捨て去るために。ドアの向こうから聞こえる夫と香織の笑い声を聞いた瞬間、すべてが鮮明に理解できた。

二人は私を見て顔色を変えたが、私はただ静かに告げた。「もういい、自由にすればいいわ」

泣きながら帰った私を、直人は変わらぬ優しさで迎え入れてくれた。「もう、あの二人のことは忘れましょう。そしてたっぷり慰謝料貰いましょう。僕、弁護士なの知ってるでしょ?僕に全て任せてください!美里さんを守りますから」。その言葉が、私の傷ついた心を温かく包み込んでくれた。

そして数日後、私は夫に離婚を切り出し、長い束縛から解放された。直人と共に過ごす新しい日々の中で、私はようやく自分の人生を取り戻し始めたのだ。今では、ただ穏やかで、自分のために生きる日々が続いている。

これからの人生がどうなるかは分からない。それでも、もう誰にも縛られることなく、自分の足で歩いていけると思えるのが嬉しかった。静かに心に誓う……「これからは、私自身のために生きよう」と。

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