いつまでも若く 妻の親友と 俺の名前は高城拓海。どこにでもいる、ごく普通の会社員だ。結婚して六年目。妻の歩花とは大学時代の同級生で、交際期間も含めると、もう十年以上一緒にいることになる。明るく、社交的で、どこにいても自然と人が集まるような女性だった。俺とは正反対の性格... 2025.04.25 いつまでも若く禁断純愛背徳
いつまでも若く 妻の代わり 「もう、帰ってこないから」そう言い残し、妻は家を出て行った。隣にいたのは、俺の知らない男。いや、正確には知っていた。妻のスマホに何度も通知を送ってきていた相手。問い詰めることすらできなかった。俺が声をかけた瞬間、妻はただ冷めた目で俺を見つめ... 2025.04.25 いつまでも若く禁断背徳
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様 あなた、ごめんなさい 私の名前は後藤公美子、もう57歳です。春の風というのは、不思議なものでございますね。花の香りや日差しのやわらかさよりも、私はなぜか、あのふとした「音」に季節の移ろいを感じることが多いのです。この朝もそうでした。窓際のレースのカーテンが、ふん... 2025.04.23 シニアの恋愛は60歳からチャンネル様シニアの話
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様 急に求められても 私の名前は田中敏江、先日もう58歳になりました。夫が60歳で定年退職した日、私は少しだけ晴れやかな気持ちでした。会社帰りに小さな花束を持って帰ってきた夫は、どこか照れくさそうで、でもホッとしたような表情を浮かべていました。42年も朝早くから... 2025.04.23 シニアの恋愛は60歳からチャンネル様シニアの話
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様 今でも良い女でいてくれて 私の名前は近藤浩美、今年で六十一歳になりました。名前だけを見れば、たいていの人は女性だと思うようです。実際、若い頃は電話に出るたび「奥様に変わってもらえますか」と言われて、いちいち訂正するのも面倒でした。そんな名前のせいで、ちょっとした運命... 2025.04.19 シニアの恋愛は60歳からチャンネル様シニアの話
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様 声が漏れすぎるアパート 季節の変わり目というのは、年を重ねるほどに身体でわかるようになるものです。ほんの少し肌に触れる風の質が違うと、ああ、もうすぐ春だなとか、もう夏が来るんだなとか、言葉より先に肌が教えてくれるようになります。その年も、まさにそんな時期でした。妻... 2025.04.17 シニアの恋愛は60歳からチャンネル様シニアの話
いつまでも若く 隣の奥様 「……助けて……お願い……!」 夜遅く、俺の部屋のインターホンが激しく鳴った。 時計を見ると、深夜の一時を回っている。こんな時間に誰だ?「はいはいどなた?」訝しみながらドアを開けた瞬間、俺は息を呑んだ。そこに立っていたのは、隣に住む瑞穂さ... 2025.04.15 いつまでも若く純愛背徳
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様 体は正直者 寒い冬の午後、私は、人生で二度目の入院というものを経験しておりました。今回は、なんとも情けない理由でして、大雪の日に雪かきをしていたところ、屋根の上の雪に足を滑らせ、派手に転落したのです。頭は打たなかったのが幸いでしたが、両腕と肋骨数本の骨... 2025.04.15 シニアの恋愛は60歳からチャンネル様シニアの話
いつまでも若く 妻の母 俺には妻がいる。結婚して数年が経ち、普通の生活を送っていた。どこにでもあるような、平凡な日常。しかし、ある日を境に、俺の人生は大きく変わることになる。義母、妻の母親である彼女は、いつも家に遊びに来るたびに笑顔で迎えてくれる。穏やかで優しく、... 2025.04.17 いつまでも若く禁断背徳
いつまでも若く 妻の親友 「ねえ、私たち……最初から間違ってたのかな?」彼女はそう言って、ふと寂しそうに笑った。リビングの隅で、冷めかけた紅茶の湯気が、静かに揺れていた。彼女の名前は美咲。妻の絵美の高校時代からの親友で、我が家には何度も遊びに来ていた。明るくて、よく... 2025.04.15 いつまでも若く背徳裏切り
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様 息子のおかげで春 「母さん、再婚しなよ」――酔っぱらった息子のその一言が、私の人生を変えた。まさか、そんな話が自分に降ってくるとは思ってもみなかったんです。だって私は、もう60歳。男に抱かれるどころか、手を繋ぐことさえ、この十数年なかったのに。金山洋子、60... 2025.04.13 シニアの恋愛は60歳からチャンネル様シニアの話
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様 壁が薄すぎる旅館 私の名前は池田裕子。もうすぐ62歳になります。夫の守とは、二十歳そこそこで結婚して、もうすぐ40年。長いようで、あっという間だったような、不思議な年月です。子どもたちはそれぞれ家庭を持ち、孫の顔も見せてくれるようになりました。家の中はすっか... 2025.04.11 シニアの恋愛は60歳からチャンネル様シニアの話
いつまでも若く 彼女の体温 森智則、38歳。地方都市の中規模な広告制作会社に勤めて、もう十数年になる。結婚歴なし、恋人もいない。仕事はまあまあ真面目にこなしてるけれど、情熱があるかと言われればそうでもなく、かといって辞めたいと思うほどの不満もない。なんとなく続けてるっ... 2025.04.12 いつまでも若く純愛
いつまでも若く 私の理性を揺らす隣人の男の子 春の風が、ふわりとカーテンを揺らした。その風をぼんやりと見つめながら、私はまたひとつ歳を重ねたな、と思っていた。結婚はしたいと思ってる。今でも。誰かと一緒にご飯を食べたり、寝る前に「おやすみ」って言い合ったり、ふとした時に手を伸ばしたら、そ... 2025.04.11 いつまでも若く年の差背徳
いつまでも若く 義理の母 「お義母さん、俺、ずっと――」それ以上の言葉は、喉の奥でつかえて出なかった。彼女は静かに微笑みながら、テーブルの上に置かれたカップに視線を落とした。時計の針は22時を回っている。リビングの明かりは薄暗く、暖色のランプが優しく部屋を照らしてい... 2025.04.10 いつまでも若く年の差禁断背徳
いつまでも若く 女としての喜び わたしが「彼」と関係を持ってしまった夜、帰宅したときのこと。家の玄関を開けた瞬間、夫の靴が乱雑に脱ぎ捨てられているのが目に入った。ドアの向こうからはテレビの音と、酒臭い空気。胸の奥に冷たい何かが沈んだ。「……遅かったな」夫はソファに寝そべっ... 2025.04.09 いつまでも若く年の差背徳
いつまでも若く 禁断介護 朝起きて、食器を洗って、洗濯物を干して、買い物に行って、夕飯を作って、夫の帰りを待つ。そういう毎日がもう何年も続いていた。慣れてしまえばそれが当たり前になって、特別不満があるわけでもなかったけれど、どこか心のどこかが渇いていた。笑顔で「おか... 2025.04.09 いつまでも若く年の差禁断背徳
いつまでも若く 娘の夫 あの日までは、きっと、平凡な日々のなかに安心を感じていたのだと思います。私は四十二歳。娘が二十代前半で早めに結婚してくれたおかげで、子育てという肩の荷も、ひとまずは下ろしたような気分でいました。「親の務めは果たした」とまでは言えないにしても... 2025.04.08 いつまでも若く年の差禁断背徳
いつまでも若く 漁師の嫁 いつからだったろうか。義父の視線を背中に感じるようになったのは。気づけば、それが消えない違和感として、理央の心にまとわりついていた。42歳の理央は、漁師である夫の補佐をしながら、義両親と共に暮らしていた。義父も長年漁師として働いていたが、体... 2025.04.05 いつまでも若く恐怖
いつまでも若く 満たされた夜 私は、地方都市の古びた団地で暮らしている、三十八歳の女です。十一歳になる娘が一人います。名前は紗良。小さな頃から手のかからない子で、よく空気を読んでくれる。そんな娘の優しさに、私は何度も救われてきました。けれど、私たちの生活は決して穏やかな... 2025.04.05 いつまでも若く感動純愛