いつまでも若く

二人の妻~単身赴任中につい

結婚までの道のりは驚くほどスムーズに進み、ついにその日が訪れた。ここに用意されている婚姻届を明日俺が役場に持って行ったら完了だ。 「じゃ、明日よろしくね」と、小夜子は目を輝かせてお願いしてきた。「うん、朝いちばんで出してくるよ」と任せておけ...
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マッチングアプリ~こんな年からでも

「純一さん、コーヒー淹れましたよー」 眩しい朝の光がリビングに差し込み、妻の微笑みと共に、豊かなコーヒーの香りが漂ってきた。その香りが心地よく、私は自然と微笑んでいた。こんな穏やかな時間が、自分に訪れるとは思いもしなかった。私は、この新しい...
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男やもめ~教え子が魅力ある女性に

今回の作品は 続編として作ってみました。以前の作品はこちら → 『教え子』 「先生、私のこと覚えていますか?」 そう言って、私の描いている絵の横から突然覗き込んできたのは、教え子のみなみだった。その瞬間、心臓がドクンと大きく跳ねた。偶然にも...
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息子の嫁~うちの息子がすまないね

「うちの息子がすまないね」 私のバカ息子は、こんなにもキレイな若妻を放ったらかして遊び歩いている。亜理紗が泣いている姿を見て、私は心が痛む。 「お義父さん、もう限界なんです」 亜理紗の目には涙が溢れ、声は震えていた。 私の名前は正志。昨年定...
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支配する夫~助けてくれたのは義兄だった

「正也さん...」私は恐怖で体が震えていたが勇気をもってお義兄さんの胸に飛び込んだ。「大丈夫だ、俺に任せておけ」とお義兄さんは私をぎゅっと強く抱きしめた。(あぁ、ようやく解放される) 「どうしてあの男としゃべってたんだ」夫は顔を真っ赤にしな...
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「有能な秘書」~彼女の代役

「やっと思い出してくれたんですね?」彼女の声が私の心に響いた。まるで封じ込めていた記憶が一気に溢れ出すように。 私の名前は大西陽介。30歳の時に前の会社を独立し、自分で会社を立ち上げた。始めの2年間はなかなか軌道に乗らず、一人で朝から晩まで...
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「義理の母」~親父と再婚~

「陽介、俺はこの人と再婚するぞ」と、75歳になる親父に突然宣言され、言葉を失った。その瞬間、時間が止まったように感じた。 「は? 何言ってるんだよ。お袋が亡くなったの、去年だぞ。何考えてるんだよ」と、俺は混乱しながらも親父を問い詰めた。しか...
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上司の妻~関係改善には夫婦交換

金曜日の夜、居酒屋の喧騒の中で、先輩が突然「俺の嫁の相手をしてくれないか」と言い放った。私は思わず飲んでいたビールを吹き出しそうになった。私の名前は近藤誠也。体力だけは有り余っている、どこにでもいる40代の平凡なサラリーマンだ。この先輩とは...
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秘密倶楽部~俺の相手はまさかの妻だった

『え?あなた?』聞きなれたその声が耳に届いた瞬間、目の前に立っていたのは、紛れもなく妻だった。冷や汗が背中を伝う。 私の名前は拓海。どこにでもいる普通のサラリーマンだ。子供もこの前ようやく巣立ち、娘にかかる教育費が終わり子育てからやっと解放...
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妻の友達~リライト版

以前作った作品をリライトしました→ 周囲を包む静寂の中、趣味に没頭し机に向かっていると、突然部屋のドアが開き、真理子が入ってきた。 「釣り、好きなんですね」 トロンとした目をした彼女がゆっくりと近づいてきた。俺は咄嗟に体を引いて離れたが、真...
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夫婦交換の極意

「お前、最近どうなん?」と健吾が声を掛けてきた。彼の瞳には、俺が数年間抱えてきた悩みの愚痴を聞いてあげようとする優しさがあった。「こんなのがあるよ」と健吾から見せられたサイトには、予想もしていなかった解決策が映っていた。ここ数年、俺は妻との...
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嫁の妹~可愛すぎる

「お前、最近どうなん?」と健吾が声を掛けてきた。彼の瞳には、俺が数年間抱えてきた悩みの愚痴を聞いてあげようとする優しさがあった。「こんなのがあるよ」と健吾から見せられたサイトには、予想もしていなかった解決策が映っていた。ここ数年、俺は妻との...
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血の繋がらない娘

「ただいま、お父さん」と明るい声が家の中に響いた。「おお、お帰り」。娘が今日から実家に戻ってくることになった。名前は真理恵。彼女は再婚した妻の連れ子で、私とは血の繋がりはない。だが、私は妻を愛していたし、真理恵のことも本当の娘として大切に育...
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妻の不倫~妻の親友と浮気のはずが…

「あなた、ごめんなさい」泣いて謝る妻の直美。その言葉が耳に届いた瞬間、何を言っているのか俺は全く理解できなかった。俺の心に鋭い刃が突き刺さるような感覚に襲われた。が、それと同時に目の前の現実に理解が追いつかず、俺は放心状態になっていた。俺は...
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義両親~夫を亡くした私に・・・

夫を亡くして2カ月が経ったある日、同居している義両親から信じられない提案があった。「隆二と再婚してくれないか?」と、夫を癌で亡くして間もない私に、なんと夫の弟と再婚して欲しいと言ってきたのだ。私の名前は奈津美。結婚後、私は夫の実家に入り、義...
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代理夫婦~レンタル妻~

今日は、いつもねちねちと馬鹿にするように絡んでくる取引先の社長との会食に、妻を同伴させていた。「いつも主人がお世話になっております」と麗子が優雅に微笑みながら頭を下げる。「あ、あぁ。こちらこそ和男くんにはお世話になっているよ。それにしても、...
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趣味に合わせた「夫婦〇〇」

「やっぱ海でしょ」 「いいや山だね」また始まった、いつもの夫婦喧嘩。今日も日帰り旅行の行き先を巡って、桜と意見がぶつかっていた。海か山か、どちらも譲れない。食事の好みも同じだ。俺はお肉が食べたい、桜はお魚が食べたい。こんな些細なことでよくケ...
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スワップの代償~熟年夫婦が選んだ道

「あなた、今までお世話になりました。」その一言が、心臓に氷の刃を突き立てられたかのような衝撃を与えた。妻の微笑みは最後の思い出として心に刻まれ、俺はその場に凍りついた。涙がこみ上げ、視界が滲んだ。足は鉛のように重く、まるで地面に吸い込まれる...
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同窓会~30年ぶりの彼女

車のエンジン音が耳に響く中、俺の心臓はまるでハンマーで叩かれているかのように激しく鼓動していた。30年ぶりの同窓会。過去の影と向き合うその瞬間が迫っている。今まで何度か開催されていたそうだが、中学卒業と同時に家族で逃げるように大阪に出てきた...
禁断

昼顔~昼の妻・夜の妻

「美里さん、これからもお昼の間だけでも、一緒にいてほしい」と義父の清志が涙ぐみながら訴えた。その言葉の重さに、美里の心は揺れ、次の瞬間、彼女はそっと唇を重ねていた。 義父の世話をすることになったのは、夫の淳史からの頼みだった。淳史は大手企業...