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オリジナル小説

いつまでも若く

親友の妻~罪悪感を感じつつも

啓介は今夜も同僚であり、親友である伸一の家のリビングにお邪魔していた。部屋の静寂を切り裂くように、ビールの缶を開ける音が響く。「カンパーイ」そう声を合わせた二人は、料理が並ぶ前にもう飲み始めていた。かつてなら、居酒屋で気ままに語り合う時間だ...
いつまでも若く

妹の影~妻がいない間に

妻がいない静かな家に、俺は新たな影を招き入れた。無意識に。それが背徳の始まりだと、自分でも気づかぬままに。俺の名前は和彦、もうすぐ50歳になる平凡な会社員だ。妻の美沙とは長年連れ添い、穏やかな日々を過ごしてきた。二人の関係は今でも悪くはない...
いつまでも若く

スワップパーティ

康介は52歳。結婚して15年になる妻と二人で暮らしている。結婚当初から二人は子どもを望んでいたが、10年以上が経ってもその願いは叶わなかった。病院で検査を受けても「問題はない」と医師は言う。康介達はいつか自然に子どもができるだろうと楽観的に...
いつまでも若く

ご近所さん。まさかの夫婦交換の提案

窓の外には穏やかな秋の日差しが差し込んでいた。私、佐藤昭子は、キッチンの窓から庭を見つめながら、心の中に漂う曇り空を振り払うように小さく息を吐いた。結婚してから20年以上が経ち、二人の子どもは巣立って今は夫婦二人きりの生活。いつもと変わらな...
いつまでも若く

本家の縛り~叔父の子を産めと強要してくる姑

重く押し寄せる夏の空気の中、あゆみは心の中の小さな棘が少しずつ大きくなるのを感じていた。いつものお盆休みが、今年は特に重く感じる。田舎の大きな家には、夏の日差しが強烈に照りつけ、セミの鳴き声が耳を打つ。あゆみは専業主婦で、夫はサラリーマンの...
いつまでも若く

スワップデート

私たちの夫婦関係がうまく行くようになったきっかけは、正直、自分でも驚くような提案からでした。定年を迎えた夫と、毎日顔を合わせるたびに何かしらの不満が積もっていく日々。主婦は言っても規則正しく生活しています。朝から食事を作って掃除洗濯とお休み...
いつまでも若く

妻交換願望

結婚生活が20年目に入った今、私たちの間には目に見えない壁がそびえ立っていた。二人の子供たちはそれぞれ巣立ち、今は夫と二人だけの静かな生活。しかし、かつての温もりはすっかり消え、冷たい沈黙が家中を包み込んでいた。夫婦で会社を営んでいる私たち...
いつまでも若く

元夫と今の夫

私は理恵、現在アラフォーになってしまった普通のOLです。この年になると独身なの?と聞かれることは滅多になくなりました。皆さん気を使ってくれているのでしょう。でも実はバツイチなのです。一度結婚をしてかなり嫌な思いをしました。それ以降は結婚に臆...
いつまでも若く

寝取られ~何となく気付いていた

リビングのソファに腰掛けながら、何気なく台所を覗いたその瞬間、目に飛び込んできた光景に俺は息を呑んだ。なんと親父が、俺の妻・明子の手を握りしめていたのだ。二人はお互いを見つめ合い、柔らかな微笑みを浮かべていた。その瞬間、俺の胸はズキッと痛み...
いつまでも若く

夫婦交換 ~決断~

誠也は、いつもと変わらぬ疲労感に包まれながら玄関のドアを押し開けた。今日も仕事で心身ともに消耗し、ただ家で休みたいという思いだけが彼を支えていた。しかし、リビングに一歩足を踏み入れた瞬間、何かがいつもとは違うことに気づいた。何とも言えない異...
いつまでも若く

Wバツイチ

私は30代後半で、バツイチのOLです。結婚して幸せだった時期は確かにありましたが、元夫の不倫によって離婚することになりました。離婚したての頃は、結婚なんてもういいや、なんて考えてもいました。でも、時間と共にやっぱり今度こそ素敵な人と結ばれて...
いつまでも若く

呪縛

私の名前は京子。ごく普通の女性でありたいと願っているけれど、周囲からは「不幸を呼ぶ女」と呼ばれています。その理由は、私のこれまでの人生を振り返ると分かるかもしれません。 最初に結婚したのは24歳の時でした。大学を卒業して社会人2年目、仕事に...
いつまでも若く

兄の嫁

「今日だけは、俺と夫婦になってくれませんか?」俺は、自分でも驚くくらいの思い切りでその言葉を口にした。美沙さんの耳元でそう囁くと、彼女の肩がほんの少し震えたのがわかった。彼女の心臓の鼓動が感じられるほど近くにいたのに、その瞬間、俺の鼓動も同...
いつまでも若く

居候の男~主人がお世話になった人は昔の彼氏だった

『夫の上司』私の夫は、誰もが「普通」と呼ぶような人だ。静かで、優しく、安定した日々を共に過ごしている。私にとって、その「平凡さ」は何よりの安らぎだった。毎朝目覚め、夫の隣にいることが当たり前になっていた。これが永遠に続くならば、どんなに幸せ...
いつまでも若く

娘より義母

「今日はうなぎなんかどう?旦那さんに精力付けてもらって」と、魚屋のオジサンが義母の美紀さんに声をかける。「何言ってるんですか、やめてよ」と義母の美紀さんは魚屋のオジサンと楽しそうに会話していた。俺の奥さんと勘違いされたことが嬉しいのか、彼女...
いつまでも若く

隣人~浮気相手が隣に引っ越してきた

「こんにちは、お隣に引っ越してきた高橋です。これからよろしくお願いします。」「いえいえ、こちらこそ。ご丁寧にありがとうございます。」彼女の微笑みは一瞬にしてその場の空気を変えた。引っ越しの挨拶と粗品を手渡すと、彼女は軽やかに去っていった。「...
いつまでも若く

若女将

暗闇を切り裂くヘッドライトだけが、孤独な心を照らしていた。こんなに寂しい道を走るなんて、仕事とはいえ不思議な運命を感じずにはいられなかった。なぜ、この町での調査がこんなにも困難なのか。まるで、この夜が何かを暗示しているかのように、胸騒ぎが止...
いつまでも若く

私は生贄

「博美、申し訳ないが中川家に嫁いでくれるか?」父が深いため息をつき、私に頭を下げた。その瞬間、私の心は凍りつき、世界が崩れ落ちるような感覚に襲われた。長い沈黙の後、私は小さく息を吸って言葉を紡いだ。「...うん。わかった。もうどうしようもな...
いつまでも若く

未亡人~憧れていた義姉との出来事…

「本当に良いんですか、響子さん……」 月明かりが薄く差し込む部屋で、彼女は微笑みながらうなずき、そっと俺の胸に体を預けてくれた。俺は思わずギュッと彼女を強く抱きしめた。俺の名前は裕作。今日も義理の姉、響子さんの自宅を訪れていた。兄と俺と響子...
いつまでも若く

「美人ママ」

「まだ気づいてくれないんですか?」ママが私の顔をじっと見つめてくる。いつ見てもきれいな人だ、心臓がどきどきする。「まだわかんないんですか?」彼女は眼鏡をかけ、マスクをつける。「え?」「え〜〜!刈谷さん?」ここまでされてようやく俺は気付いたの...