いつまでも若く

家政婦~鬼奴とあだなをつけられるくらい厳しい上司の裏の顔

智子さんは、俺が新しく転職した会社の上司になった人だった。その名を聞くだけで、社内の誰もがピリッと一瞬背筋を伸ばす。彼女の厳しい性格と完璧主義ぶりは有名で、陰では「鬼奴」と呼ばれていた。俺もその噂を聞いていたが、実際に彼女と話すと噂以上に仕...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

緊張の夜

私の名前は正雄と申します。現在64歳になりました。私は24歳の時に結婚をしましたが、その2年後に妻を病気で亡くした過去があります。あれから40年近く、独り身の生活を続けてきました。妻の名前は美奈子。控えめで優しくて、少しおっちょこちょいなと...
シニアの話

お隣さんに会う口実を作ってたら、気持ち悪がられました

俺の名前は広瀬徹50代後半のサラリーマンです。10年前にマイホームを建てて、普通に平凡な幸せを手にしているとは思っています。ただ、俺は昔から平凡や無難⭐️と言われることが多かったです。そのせいでしょうか、どうにも非凡なことに憧れてしまう部分...
いつまでも若く

ベランダに締め出されている美人妻

隣の部屋から、壁を揺らすような音が鳴り響いてきた。何かを叫びながら暴れているような物音。賃貸アパートとはいえ特段薄い壁という訳じゃない。それなのに部屋全体を震わせているようだった。ドンドン、ドンドン、と低く響く衝撃音が僕の胸をざわつかせる。...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

この歳で初めての夜

皆様こんにちは。私は佐久間たか子と申します。早いものでもう還暦を迎えることになりました。恥ずかしい話なのですが、私はこの歳になるまで、一度も男性とお付き合いをしたことがありませんでした。男性と話すことに緊張をすることもありますが、若い頃から...
いつまでも若く

義母~両腕を骨折したら全てしてもらうしかなかった

僕は、リビングのソファに深く沈み込みながら、その現実から目をそらすことができなかった。隣に座る真帆さんの手が、僕の手をそっと包む。その温もりに安らぎを感じる一方で、胸の奥に重い痛みが広がる。「どうして、こんなことになってしまったんだろう。」...
シニアの話

妻を影で虐めていた母と妹を天誅

俺の名前は篠原浩太50代です。俺は両親と妻、そして妹の5人で暮らしていました。数年前までは娘も一緒に暮らしていましたが大学を卒業して就職した際に家を出たのです。普通に考えれば両親と俺と妻の4人暮らしならわかるけどなぜ妹もいるのかと不思議な人...
いつまでも若く

息子の嫁

私の名前は信成です。今年58歳になります。農家をしているので、生活リズムは規則正しく、朝早く起きます。今日も変わらず朝4時に起床しました。台所へ行くと、息子の嫁である愛ちゃんがいました。「おはよう、愛ちゃん」 私が挨拶をすると、元気な顔で笑...
シニアの話

妻の為に強くなります。最後の想いで

僕の名前は渡瀬良治68歳です。妻は渡瀬雪乃64歳。僕たちは子供に恵まれず、夫婦ふたりで穏やかな老後を過ごそうと若い時から決めていました。だけど、その願いすら叶わないことが分かってしまったのです。なぜなら、雪乃は厄介な病気を患ってしまい、幸せ...
シニアの話

調子に乗った娘

私の名前は渡瀬香織50代後半の専業主婦です。以前は私も仕事をしていたのですが、結婚をした時に子育てや家事など家庭のことに専念してもらいたいと夫に言われてやめました。私自身、専業主婦になることが嫌だったわけではないので特に何も思いませんでした...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

夫への罪悪感

私の名前は遠藤恵子。今年で61歳になります。子どもは2人おり、それぞれが既に結婚して独立しています。10年ほど前までは孫たちがよく遊びに来てくれていましたが、孫たちも大きくなったこともあり今ではその頻度も減り、私と夫は二人きりの時間を淡々と...
いつまでも若く

異常な程胸を触るセクハラ医

向田真子は、診察台に座りながら目の前の医師を睨むように見ていた。胸に当てられた医師の手が、明らかに普通の触診よりも長く留まっている。「なにこれ……?」心の中で不快感が膨れ上がる。看護師は席を外しているのか周りには誰もいない。彼の手の動きは執...
シニアの話

モラハラ夫から助けてくれた夫

私は友枝裕子72歳です。子供や孫に囲まれて幸せな日々を過ごしていますが、20代の頃はこんな日が来るとは思っていませんでした。今の夫とは再婚で子供たちとは血が繋がっていません。3人の子供たちは夫の連れ子で亡くなった前妻さんが産んだ子供たちです...
いつまでも若く

母の友達

八浪……人生のすべてを賭けた挑戦だった。26歳の田村敦にとって、医大合格は生きる意味そのものだった。ただし、僕が目指しているのはただの医大ではない。全国屈指の最難関、医学界の頂点と呼ばれるその大学だけが目標だった。他の医大ならば数年前には合...
シニアの話

やっぱり妻が一番です

私の名前は大久保清二66歳です。私が40代の頃に妻を亡くし、子供にも恵まれなかったこともあり、妻が亡くなってからはひとりきりで生きてきました。親戚と呼べる人もおらず、私は天涯孤独の身の上と言ってもいいでしょう。友人はいますが、家族と呼べる人...
いつまでも若く

義父との旋律~抑えられない感情

「朋美さん、これは……もうこれ以上はダメだ。」浩司さんの言葉は、震えていた。その震えは、彼が私をどれほど思っているかを示しているのか、それとも……彼自身の罪悪感から来るものなのか。和室の障子が閉ざされ、部屋の中はほの暗かった。お互いの吐息が...
シニアの恋愛は60歳からチャンネル様

もう限界!高齢者の夜の事情

私の名前は沢井利一、今年で60歳になりました。20年ほど前に独立し、今は小さな会社を経営しています。規模は大きくありませんが、地元で信頼を得て、従業員も抱えて仕事を続けられることに感謝しています。そして何より、そんな私を支えてくれる妻、真理...
いつまでも若く

玄関で待つ未亡人

冷たい朝の風が頬を叩く。まだ陽が昇りきらない暗闇の中、自転車のペダルをこぐ音が静まり返った街に響いていた。俺、中田英明、42歳。日課として始めた新聞配達も、もう半年になる。普段はスーパーで働いているんだが、体を動かす健康的なことがしたいと思...
いつまでも若く

生保レディ

俺の名前は井上康生、42歳。三年前に妻の浮気が発覚して離婚して以来、この家には俺ひとりだ。広すぎるわけじゃないが、独りで過ごすには十分すぎる広さだ。掃除の行き届かない隅にたまる埃を見るたび、自分の生活がどれだけ停滞しているかを実感する。ある...
いつまでも若く

慰安旅行

宴会の喧騒の中で、その異変に最初に気づいたのは俺だった。「田中さん、大丈夫ですか?」目の前に座っていた美穂さんが、顔を青白くしてテーブルに突っ伏したのだ。宴会場は一瞬にしてざわついたが、周りにいた上司たちはオロオロするばかりで、誰一人として...